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2025/02/28

【市来えびす市場】鮮度抜群の海の恵みを堪能!食のまち・いちき串木野

吹上浜フィールドホテルから歩いてすぐ「市来えびす市場」は、地元の漁港(市来港・戸崎港)直送の新鮮な魚が並ぶ、活気あふれる市場です。市場に足を踏み入れると、「いらっしゃいませ!」の元気な声。新鮮さが一目でわかる、鮮魚コーナーにワクワク!地元農家さんの野菜や果物、いちき串木野の特産品も勢ぞろい。

今回は、そんな地元のお客様に愛される、市来えびす市場を支える市場長・川野義則さんにお話を伺いながら、ここでしか味わえない魅力をご紹介します。

「波」と「鯛」をモチーフにした建物
市来えびす市場 市場長 川野義則さん

地元客に愛される、市来えびす市場のこだわり

  • 1.漁港直送の鮮魚が並ぶ!売り切れ必至の人気コーナー
活〆したばかりの魚や旬の魚が並ぶ ©市来えびす市場

市来えびす市場では、毎日数回にわたって漁港から直接魚が運ばれてきます。だからこそ、今朝獲れたばかりの鮮魚や、川野さんが目利きした、その日一番おいしい魚をそのまま購入できるのが大きな魅力。

「常連のお客様も初めてのお客様も、ここに来てくださるすべての方に、今日一番のおいしい魚を食べてほしい」と川野さん。

鮮度抜群の金ラベル「活〆」

川野さんは長年の経験を持つ、魚の鮮度を見極めるプロでもあります。「神経締め」は、鮮度を長持ちさせ、旨みを引き出す技術です。

神経締めの様子

「神経抜きをすることで、魚の身が締まり、弾力が増します。刺身にすると、口の中で違いが分かるんですよ」

漁港から運んだ魚があっという間に市場に並びます
  • 2.熟練の技が光る魚さばき!安心のサービス
注文の魚を次から次へとさばく様子

「魚をさばけない…」「どの魚を選んだらいいかわからない…」という方でもご安心を!

市場には、魚をさばくプロフェッショナルたちがいます。ショーケースの奥で、長年の経験を積んだスタッフが、驚くほどのスピードで魚をさばき、お客様の希望に応じて調理しやすい状態に仕上げてくれます。(魚の三枚おろしまで無料で対応。)

ヒラメを手際よくさばく様子

知識豊富なスタッフが、魚の選び方や調理方法なども丁寧に教えてくれます。

「ヒラメは今が旬で一番おいしい時期ですよ」や「この魚は塩焼きにすると皮がパリッとして美味しいよ!」など、お客様との会話が飛び交い、お買い物が楽しくなるのも市来えびす市場ならではの魅力です。

焼くだけ簡単の塩水漬け
BBQなどにもおすすめの月日貝

「月日貝」は、バター醤油で焼いたり、さっと茹でてわさび醤油で食べたりと、いろいろな食べ方が楽しめます。1〜2分茹でることで、ぬめりが取れ、甘みが引き立つそうです。

月日貝とヒラメのお刺身

「活〆ヒラメ」のお刺身は、跳ね返るようなプリプリの食感と、噛むほどに広がる甘みが絶品。

魚を見て献立を考えるのも一つの楽しみ

鮮魚は夕方頃には売り切れてしまうそうなので、必ず購入したい方は午前中の来店、もしくは電話予約がオススメです。(※悪天候の場合、品薄の日もあります。予めご了承ください。)

市場長・川野義則さんの魚を愛する情熱

  • 1.『あなたがいるから買いに来る』ーお客様との信頼を大切に
常連のお客様と会話をする川野さん

市場の顔ともいえる川野義則さん。接客をする上で大切にしていることを伺うと、

あなたがいるから買いに来ると思っていただけるような接客を心掛けています」と川野さん。

常連のお客様の好きな魚を覚え、顔を見ればすぐに挨拶を交わす。単に魚を売るのではなく、「またこの人から買いたい」と思ってもらえる市場を作るという想いが強く伝わってきました。そうした温かい接客が、この市場の人気の秘訣です。

解体ショーでにぎわう様子 ©市来えびす市場
  • 2.市来えびす市場の誕生のストーリー

市来えびす市場がオープンしたのは平成19年4月2日

市来港の周辺で「ゆう市」という市場が開催されていました。しかし、漁業の後継者不足や燃油価格の高騰、そして漁業者の収益を上げるためには、地元の魚をもっと広める必要がありました。そこで、地域活性化の一環として、市場を設立することが決まったのです。

月日貝の受け取りの様子(市来港)

「漁師さんたちが獲った魚を、直接市場に持ち込める仕組みを作れば、消費者との距離も縮まり、鮮度の良い魚を提供できる」と考え、市来えびす市場の立ち上げメンバーとして奮闘してきた川野さん。

1日2~3回は漁港へ

オープン当初は試行錯誤の連続だったそうですが、「やる気と情熱だけは誰にも負けない」 という想いを胸に、いちき串木野の魚食文化を広めるため、近隣の漁協と連携を深めながら、店頭でお客様の声に耳を傾けるなど、一つひとつ丁寧に向き合ってきました。

地元農家の新鮮な農産物も並ぶ

魚を売るのはもちろん、魚を食べる楽しさや、地元の農産物や商品の魅力を伝えたいという想いが、市場の発展につながっていきました。

公募で決まった親しみやすい名前「市来えびす市場」
出入口付近には魚食に関する本も

イベントも見逃せない!市来えびす市場

  • 1.毎月14日は「いよの日」鮮魚が1割引き!

「もっとお得に美味しい魚を買いたい!」という方におすすめなのが、毎月14日の「いよの日」。この日は、鮮魚が1割引きになる特別な日。リピーターが多く、朝から大賑わいのイベントです。

さばきたてのさしみ用の魚も充実
  • 2.一年に一度の「創業祭」も要チェック!

市来えびす市場の最大のイベントが、毎年4月の第1土日に行われる「創業祭」。市場の活気を体感できるだけでなく、魚さばきショーや豪華抽選会など、楽しい企画が盛りだくさん!

詳しい情報は、公式InstagramやHPをチェックしてみてください♪

えびす市場公式Instagram

また、市場では季節ごとのフェアも開催されることがあり、旬の魚を使った特別なメニューやお得なセットが登場します。訪れるたびに新しい発見があるのも、市来えびす市場の魅力の一つです。

 お魚を買うのがもっと楽しくなる!市来えびす市場

ただ魚を買う場所ではなく、魚の魅力を知り、食べる楽しさを感じられる、元気になれる市場です。

新鮮野菜や果物、地元特産品や総菜など、食のまち・いちき串木野ならではのおいしい特産品が勢ぞろい。日常の買い物から旅のお土産までそろう市来えびす市場で、お気に入りの商品をぜひ見つけてみてくださいね。

【市来えびす市場】

住所)鹿児島県いちき串木野市湊町1丁目99

電話)0996-21-5082

営業時間)9:00~17:00

【市来えびす市場 えびす食堂】

営業時間)平日 11:00~14:30 14:00(OS) 

土日曜・祝日 11:00~15:00 14:30(OS)

公式Instagram)https://www.instagram.com/ichiki.ebisuichiba/

公式HP)http://www.ichikiebisuichiba.jp/

(本記事の情報は2025年2月時点のものです。最新の詳細は、市来えびす市場まで直接お問い合わせください。)

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